そのお肉本当に5番ですか?
ある日あなたは最近うわさで5番の美味しい牛肉を食べたいと思い、百貨店の高級肉屋まで行き、あなたはお店の主人に言いました。
「5番のロースすき焼用500g下さい」
お店の主人が言いました。
「本日は5番のロースが大特売です、100g2000円のところ只今1200円です!」
これはラッキーとあなたは思い、500gで6000円と消費税を支払い「はいどうぞ」と手渡されたお肉!?
本当に5番なんでしょうか?お肉と一緒にBSE検査済みの証明書と産地に関する資料をもらいましたが5番の文字は何処にも書いてありません。
通常、肉質等級の表示、通常お客さんに渡す書類には表示されていません。唯一表示が残るのは枝肉の一番外側の脂の部分に「A4」とか「A5」のハンコが押してあるだけで、消費者にはそのお肉の格付けは判らないのです。
またハンコを押してある部分の脂はすぐに捨てられてしまいます。
現在のところ、お店の店主が「この肉は5番」と言ったらそのお肉は「5番」で「3番」と言ったら「3番」なのです。お店の人を信じるしかないのです。