牛肉ブーム

全国的に肉ブーム、なかでも牛肉ブームが巻き起こっています。
 ブームの発端は2011(平成23)年頃。それよりも前は
「肉を食べてはいけない。粗食がいい」などと言われていたのです、が、
次第に「牛肉の赤身肉を食べたほうがいい」と言われるようになりました。 
さらに追い風として、低糖質ダイエットのブームも再来し、
2013年頃から一気に赤身肉の人気が高まりました。

最近は女性が肉をガツガツ食べるよう
になり、本来の意味で「肉食女子」という言葉が使われるようになりました。
 アメリカの牛肉輸入規制緩和もあり、黒船系と呼ばれる外資系ステーキ
(ウルフギャングステーキなどのステーキ店)が続々と日本にオープンしました。
「いきなりステーキ」ならば知っている方も多いのではないでしょうか。
 同店は2013年に銀座に第1号をオープンしてから、
今や全国に約100軒を展開するほどのステーキチェーン店です。
これも、赤身肉ブームがあるからこそ店舗を拡大できているのでしょう。

ステーキや焼肉以外にも、ローストビーフ丼や熟成肉ブームなど
なにかと牛肉が話題になりました。テレビや雑誌などのメディアでも
「牛肉特集」が頻繁に行われています。
日本国内でも、「肉山」(吉祥寺)、「SATOブリアン」(阿佐ケ谷)など、
主に赤身肉を提供する個人焼肉店の人気に火がつき、数力月以上先まで予約がとれない状況です。
 これらのお店はグルメ通に有名なお店なので、知らなかった方もいるでしょう。

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